副業の選び方
ライバーとは?仕事内容・収入の仕組みと始め方
ライバーの仕事は、配信を通じて視聴者と交流すること
ライバーは、ライブ配信を行う人を指す呼び方です。視聴者をリスナーと呼ぶこともあります。配信では雑談、歌、趣味の紹介などを行い、届いたコメントに答えます。収入を得る人もいれば、趣味として活動する人もいます。
「配信者」はゲーム配信なども含む広い呼び方で、ライバーと明確に分かれた資格や職種ではありません。YouTubeなどで動画も公開する人がライブ配信をすることもあります。名前だけでなく、どこで、どんな内容を配信したいかで考えましょう。
実例:雑談と歌を組み合わせて配信する人もいる
Pocochaの公式インタビューで、はるぱんさんは、最初は好きな野球の話を中心に配信していたと話しています。行き詰まったとき、リスナーから歌を勧められたのをきっかけに、歌うことが増えたそうです。インタビューでは、雑談と歌をおよそ半分ずつ取り入れる配信スタイルを紹介しています。
始める前に配信の形を決めきらず、話しながら見つけていく方法もあります。配信を始めたら、話しやすかった話題やコメントが届いた話題をメモして、次に話す内容を考えてみましょう。
| 活動 | 交流の仕方・選ぶときの視点 |
|---|---|
| ライバー | 配信を見に来た視聴者と交流する。内容・配信形式・収益化条件で選ぶ |
| Vライバー | アバターの姿でライブ配信する。立ち絵やアバターの準備が必要 |
| チャットレディ | サービスの会員と文字・音声・映像で接客する。会話の内容と報酬条件を読む |
| テレフォンレディ | 電話で男性会員と会話する。視聴者への配信とは分けて検討する |
配信前の準備と、配信後の見直しも活動に含まれる
家事・育児の合間に配信する場合も、途中で離れずに話せる時間を確保しましょう。前後の準備まで含めた予定を立てると、生活の中で続けられるか考えやすくなります。
たとえば30分の雑談配信なら、自己紹介、話したいことを一つ、終わりのあいさつを用意します。話題は「最近作った料理と、うまくいかなかったこと」のように、自分が具体的に話せる内容でかまいません。コメントが来なければ何を話すかも、声に出して練習できます。
表は30分で終える配信の想定例です。準備に10分、配信後の見直しに5分使うなら、空けておくのは合計45分。配信中だけでなく、前後の時間も生活の中で取れるか考えてみましょう。アプリごとの配信時間の条件は、別に公式案内で確かめます。

| 配信開始からの時間 | 話すこと・すること |
|---|---|
| 0〜5分 | 自己紹介、今日話すこと、終了予定の案内 |
| 5〜20分 | 最近作った料理など、一つの話題。届いたコメントへの返事 |
| 20〜25分 | 質問や感想への返事。コメントがなければ用意した別の話題 |
| 25〜30分 | お礼と終わりのあいさつ。終了予定を守って配信を終える |
収入はアプリの仕組み次第で、時給が保証されるとは限らない
収益化の方法には、視聴者のギフトや、配信活動に対するサービス独自の報酬などがあります。ギフトの購入額がそのまま手取りになるわけではありません。登録した人が全員稼げる仕組みでもないため、初月の収入を生活費の支払いに充てる前提は避けましょう。
Pocochaの「時間ダイヤ」は、応援ランクと対象の配信時間で決まり、上限やボイス配信の制限があります。雇用契約の時給とは違うため、実際に対象になる時間と換金条件まで見て選びましょう。
候補が見つかったら、「時間ダイヤ・換金・費用から、実際の配信収入を考える」で、報酬が付く時間と口座へ入る金額を分けて見積もれます。使える時間に収まるかを考え、入金後は報酬と活動のために払った費用を記録しましょう。
配信形式を選び、機材を買う前にアプリで準備する
顔を映して話すか、音声だけにするか、アバターを使うかを最初に決めます。顔を映したくない人は、映像配信の顔を隠す工夫だけでなく、音声・アバターの形式があるサービスを候補にできます。ただし、形式ごとに利用・収益化の条件が異なります。
個人で登録できるサービスなら、事務所へ所属せずに始める方法もあります。配信の進め方を相談したい人は、事務所のサポートと契約も比べてみましょう。
年齢条件もアプリごとに違います。Pocochaは18歳未満の利用を認めていません。家族と一緒に配信する場合も、登録する本人の年齢条件を先に見ておきましょう。
- 候補のアプリで、自分がやりたい形式の配信をいくつか視聴する
- 対応するスマホ・と利用年齢を公式サイトやストアで読む
- 仕事用の名前と自己紹介を作り、映る物・聞こえる音を整理する
- 配信前の確認画面があれば使い、開始ボタンを押す前に公開範囲を読む
- 初回を終えたら、時間の負担と明細を見て続け方を決める
顔を出さなくても、声や発言から自分だと分かることがある
本名、勤務先、最寄り駅、毎日の行動予定を話さないようにします。顔を出す場合は部屋の写真や郵便物、画面を共有する場合は通知や別アプリの表示も点検しましょう。録画や切り抜きによって発言が配信の外へ広がる可能性も考えておきます。
答えたくない質問や個別連絡の要求に応じる必要はありません。配信前にブロックや通報のボタンを探しておくと、困ったコメントが来たときに使えます。一人でやり取りを続けず、運営へ相談しましょう。本業がある人は、勤務先の副業に関する規程も先に読みましょう。
ライバーを始めるときの質問
未経験でも、最初から高いマイクや照明が必要ですか?
スマホ配信に対応するアプリなら、対応端末で始められる場合があります。まず手元の端末で音声・発熱・通信の安定を試し、困る点が分かってから機材を検討しましょう。ゲーム画面の配信など、やりたい内容によって必要なPCや機材は変わります。
子どもを見ながら配信しても大丈夫ですか?
子どもの声・名前・姿が配信に入ることや、途中で離席する必要を考えましょう。サービスには子どもの映り込みに関する規則もあります。落ち着いて話せる時間を確保できない場合は、収録の練習までにとどめ、納期型の作業など中断しやすい働き方も検討できます。