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副業の選び方

Vライバーとは?アバター配信の始め方と準備

Vライバーは、アバターで視聴者と交流する配信者

Vはバーチャルを表し、配信画面ではキャラクターの姿で活動します。雑談や歌などを届け、届いたコメントに声で返事をするのが活動の一例です。アバターを使うだけで自動的に会話してくれるわけではなく、自分で話し、配信を進めます。

VTuberとVライバーは、きっぱり別の職業に分かれる呼び方ではありません。一般に、Vライバーはアバターを使うライブ配信に、VTuberはバーチャルな姿での動画・配信活動に使われます。同じ人がアプリとYouTubeの両方で活動することもあるため、名前より配信形式と使う場所を見ましょう。

また、バーチャルチャットという名前で募集される接客と、視聴者に向けたライブ配信も同じとは限りません。応募や契約が必要な案件では、誰と何を話し、どのように報酬を計算するのかを募集要項で区別します。

実体験:相手の表情が見えない会話に、最初は戸惑った

IRIAMの公式インタビューで、砂羽こるねさんは、配信を始めたころ、相手の目や表情が見えないことに戸惑ったと話しています。自分は声で話し、相手からは文字で返事が届く。対面で人に教える仕事をしていたこるねさんも、最初は緊張したそうです。

たとえば視聴者が「料理が好きです」とコメントしたら、配信者はコメントを読み、「どんな料理をよく作りますか?」と声で返します。この会話は仕組みを説明する想定例です。視聴者の顔を見て話すビデオ通話とは、やり取りの形が違います。

出典:IRIAM公式インタビュー|砂羽こるねさんの配信前の準備・初配信の経験

立ち絵を用意する方法と、アプリでアバターを作る方法がある

アバター配信の準備はサービスによって違います。IRIAMのイラスト配信は、自分が使う権利を持つ1枚のイラストを読み込む方式です。REALITYは、アプリで自分好みのアバターを作って配信できます。絵を依頼してみたいか、まずアプリの中で作って試したいかで選ぶと、準備を進めやすくなります。

描き下ろしの立ち絵を依頼するなら、配信、収益化、SNSの告知、動画の公開に使えるかを制作者と合意してから発注します。修正回数や料金、事務所を退所した後も使えるかも書面で残しましょう。使いたい画像を見つけた場合も、配信に使う許可があるかを権利者の案内で確かめましょう。

想定例:立ち絵を依頼するときの伝え方

依頼文には、たとえば「IRIAMの配信に使う立ち絵を1点お願いしたいです。収益化した配信、SNSの告知画像、配信の切り抜き動画にも使えますか。料金、修正できる回数、納品形式も教えてください」と書けます。使いたい場面を先に伝えるのがポイントです。

配信は許可されても、グッズの販売まで許可されるとは限りません。予定している使い方を最初に伝え、使える用途と追加料金の有無が分かる回答を受け取ってから依頼しましょう。

アバターを用意する方法の例
サービス・形式準備する物始める前に試すこと
IRIAMのイラスト配信配信に使う権利がある立ち絵と対応端末イラストを読み込み、プレビューで目・口の動きを見る
REALITYのアバター配信対応端末。アバターはアプリで作成するアバターの外見を整え、表情や向きの動きを見る

出典:IRIAM公式FAQ|イラスト配信の方法REALITY|アバターでのライブ配信

視聴者にはアバターが見えても、自分の声は届く

声を変えたい場合は、アバターの作成とは別に、使える機能やツールを調べます。家族のそばで話せない人は、配信する場所と時間も先に考えておきましょう。

REALITYの公式FAQは、カメラをアバターの表情や向きを動かすために使い、実際の顔は配信に映らないと説明しています。カメラを使うことと、実写を公開することは別です。他のアプリや画面共有・外部配信ツールでも同じになるとは限らないので、公式案内やプレビューで、相手に何が見えるかを確かめましょう。

想定例として、私用SNSに書いた「今日、駅前の新しいパン屋へ行った」という話を、同じ日に配信でも話す場面を考えてみましょう。声に聞き覚えがある知人なら、同じ出来事を手がかりに本人かもしれないと気付くことがあります。本名や最寄り駅を言わなくても、私用SNSと同じ行動や話題が結び付く場合があるためです。

カメラで動かすことと、顔の公開は別。REALITYの仕組み。カメラは顔の表情や向きを読み取り、視聴者にはアバターの姿とマイクの声が届く。REALITYの公式説明をもとに整理。他のアプリや画面共有は別に確認。
図:ナイショモア編集部

出典:REALITY公式FAQ|配信中の顔の映り込み

配信開始と収益化は別。IRIAMは条件達成後に申請する

Vライバーとして配信を始めても、その日から換金できるとは限りません。IRIAMでは、配信15時間以上、配信10日以上、累計獲得ポイント5,000pt以上という申請条件をすべて満たし、収益化の承認を受ける必要があります。対象になるポイントは配信内で使われたギフト分で、ログインボーナスなどのポイントは含まれません。

達成状況は、マイページの「持っているダイヤ」から「収益化申請する」へ進むと確認できます。承認後に付与されるダイヤの詳しい算定基準は公開されていないため、ギフトの数だけから手取りを断定することはできません。これらはIRIAMの条件で、別のアプリにはそのまま当てはまりません。

立ち絵の依頼料や通信費は、収益が出る前からかかります。最初は収入がなくても払える予算を決め、絵の依頼や機材の購入を考えましょう。事務所から募集を受けた場合も、報酬の分配、必要な配信時間、契約終了時のアバターとアカウントの扱いを読んでから判断します。

IRIAMの収益化条件を当てはめた例(配信実績はすべて仮定)
配信・ギフトの実績の例申請条件との比較
15時間・10日・ギフト4,000ptギフトのポイントが5,000pt未満で、まだ申請条件を満たさない
15時間・9日・ギフト5,000pt配信した日が10日未満で、まだ申請条件を満たさない
15時間・10日・ギフト5,000pt数値上の申請条件を満たす。申請・審査・承認を経て収益化する

出典:IRIAM公式FAQ|収益化について

最初は、公開しない動作確認から始める

アプリの対応端末・、利用年齢と配信時間の制限を読み、手元のスマホで動くかを先に確かめます。IRIAMは15歳以下は利用できず、16〜17歳は22時から翌5時まで配信できません。キャラの設定年齢ではなく、自分の生年月日で登録します。

IRIAMの公式プレビュー手順なら、ホームの「ライブ」→イラストの読み込み→プロフィール・キャラ名の設定→表情調整と進みます。表情調整で右上の「プレビュー」を使うと、配信せずに動きを試せます。利用する権利のあるイラストと対応スマホを用意し、目や口の動き、表示名を確かめましょう。

プレビューで意図した絵が動き、声を出してもよい場所・話題・終了予定を用意できたら、配信前の準備は一区切りです。まだ人に見せたくないなら「配信スタート」は押さず、準備で止めて大丈夫です。動きがおかしいときは、公式手順にある認識方式の変更も試せます。

初配信では、自己紹介、好きな話題、終了予定を手元に用意しておくと進めやすくなります。「テスト」と題した配信でも、開始すれば人に見られる可能性があります。非公開の練習とは分け、最初から他人に聞かれてよい内容だけを話しましょう。

  1. 配信に使うアプリと、立ち絵・アバターの用意方法を選ぶ
  2. 仕事用の名前と、話してよい内容・話さない個人情報を決める
  3. 公開前のプレビューで動作を試し、声は端末の録音などで別に練習する
  4. 配信開始後は、困ったコメントに応じずブロック・通報を使う
  5. 終了後、端末の熱や声の疲れ、生活への負担を振り返る

出典:IRIAM公式FAQ|イラスト配信の方法IRIAM公式FAQ|年齢に応じた利用制限

Vライバーの準備に関する質問

絵が描けないとVライバーになれませんか?

自分で描くことは必須ではありません。制作者に利用許諾付きで依頼する方法や、REALITYのようにアプリ内でアバターを作る方法があります。依頼するなら、費用を払うことと著作権を譲り受けることは別なので、使える用途を先に合意しましょう。

子育てや家事の合間でもできますか?

配信中に声を出せて、急に中断する可能性が少ない時間を用意できるかで考えましょう。顔を出さなくても、家族の声や呼びかけは入ります。時間を確保できない日は公開せず準備に回すなど、毎日の配信を前提にしない計画から試せます。