副業の選び方
愚痴聞きのバイトとは?在宅での始め方・報酬・資格
愚痴聞きは、相手の話を聞き、気持ちを整理する時間をつくる仕事
仕事や人間関係の話、誰かに聞いてほしい出来事などを、電話やメッセージで聞きます。相手が話し終える前に解決策を出すより、「何がつらかったのか」「今日は話を聞いてほしいのか」をたずねながら進める仕事です。
性的な会話をする接客や、企業への問い合わせに答えるコールセンターとは、引き受ける内容が違います。募集に「相談」「話し相手」とだけ書かれていたら、どんな話を受け、対応できない話は誰へ引き継ぐかまで聞いてみましょう。
想定会話:アドバイスを急がず、聞いてほしいことをたずねる
相談者が「職場で失敗して、明日行きたくない」と話した場面なら、「明日のことを考えると気が重いんですね。今日は出来事を聞いてほしいですか、それとも、明日どうするか一緒に整理したいですか」と返す例が考えられます。
診断や治療、法律上の判断まで頼まれたら、自分が引き受けるサービスでは答えられないことを伝えます。専門相談が必要な内容を、解決できると約束して受ける必要はありません。
募集に応募するか、自分のサービスを出品するかで始め方が変わる
自分で出品する場合は、紹介文を公開しても、すぐに申し込みが来るとは限りません。料金や受ける話の内容を自分で決め、申し込みを待つ時間も予定に入れておきましょう。

公式の募集と出品案内では、準備するものも違う
リラックスサービスは、のサポーターを資格不問で募集し、週3日・1回3時間からという目安を載せています。カウンセラーは別の職種として要資格と案内しています。短い空き時間に働きたい人は、1回3時間の予定を取れるか、自分の生活と比べてみましょう。
ココナラの電話相談は、自分でサービスを出品する形です。出品には本人確認と電話番号の登録が必要で、すぐに相談を受ける方法や、日時を決めて受ける方法があります。募集への応募と同じ感覚で登録するより、受けられる話と時間を決めてから紹介文を作ると進めやすくなります。
| 比べること | 運営会社の募集へ応募 | 自分でサービスを出品 |
|---|---|---|
| 最初の準備 | 仕事内容・選考・研修の確認 | サービス内容・料金・受付時間の設定 |
| お客さまとの接点 | 運営の紹介や受付の仕組みを質問 | 検索で見つけてもらうための紹介文などを用意 |
| 報酬 | 契約の割合・通話時間・支払日で計算 | 販売価格からサービスの手数料などを引いて計算 |
| 時間の約束 | 最低日数・待機時間・急な休みの扱い | 予約と待機を、自分が対応できる時間に設定 |
| 契約の読み方 | 雇用かか、固定給の有無 | 出品規約・本人確認・禁止行為 |
出典:リラックスサービス公式:募集職種・稼働時間・報酬例・業務用電話ココナラ公式:電話相談の出品・本人確認・通話と料金の仕組み
相談料の全額が自分の報酬になるわけではない
料金表を見るときは、お客さまが払う額と、自分に支払われる額を分けましょう。さらに、通話を待つ時間の支払い、通話料、振込手数料、最低振込額も比べると、手元に残る金額を考えられます。
リラックスサービスの公式掲載例では、30分の相談料3,000円に対し、報酬30%で900円です。占いとは割合が異なります。応募する職種の説明と契約書を照合しましょう。
ココナラの公式料金表では、相談料が1分100円の場合、ココナラに課税事業者として登録していない出品者の売上は1分41円です。出品者がアプリで通話する場合の通話料は無料ですが、通信料はかかります。自分の電話回線でかける場合は、その回線の通話料も必要です。相談料100円がそのまま自分の取り分になるわけではない、と分かります。
想定例:30分の相談が1件あった日の受取額
掲載例の900円を使い、準備・待機・通話を合わせて2時間使った日を想定すると、時間あたりは900円÷2時間=450円です。費用や税金は引く前の計算です。30分の報酬を2倍した1,800円が、待機を含む1時間の時給になるわけではありません。
固定の時給が必要なら、「待機中も時給が付きますか。雇用契約ですか」と質問し、雇用の求人と比べましょう。歩合の仕事なら、申し込みがなかった日の支払いも契約で読みます。
私用の電話番号を使う前に、相手に何が見えるかを調べる
相談を受ける仕事でも、電話番号が相手に伝わるかはサービスによって違います。ココナラはシステムで通話をつなぎ、相手へ電話番号を通知しないと案内しています。一方、リラックスサービスの募集には業務用スマホと番号公開の記載があります。
普段の番号を登録する前に、「お客さまに表示される番号は何ですか。自分の番号へ直接かかってきますか。仕事用の回線代は誰が負担しますか」と運営へ聞いてみましょう。静かに話せる場所に加えて、私生活と連絡先を分けられるかも選ぶ基準になります。
個人のLINE交換や面会を頼まれたら、受付先の規約を読み、サービス内で対応しましょう。「個人の連絡先では受けていません。次もサービスからご予約ください」と断る言い方を決めておくと、返事に迷いにくくなります。
出典:リラックスサービス公式:募集職種・稼働時間・報酬例・業務用電話ココナラ公式:電話相談の出品・本人確認・通話と料金の仕組み
まずは、引き受ける話と受付時間を書き出す
たとえば「平日の21時から22時まで、職場の出来事を聞く。医療・法律の判断は引き受けない」と、できることを短く書いてみましょう。時間と内容は説明用の例です。夜に声を出せない生活なら、文字で受けられる出品方法を探す選択もできます。
応募型なら、リラックスの募集ページにある「応募フォームを開く」が入口です。出品型なら、ココナラの電話相談ガイドの「電話相談サービスを出品するには」で、本人確認・電話番号登録などの準備を読めます。出品しただけで依頼が入るわけではないので、紹介文と受付時間を設定した後は、公開状態と着信に対応できる状態を確かめましょう。
- 声を出せる時間と、1回の対応時間を決める
- 募集または出品先の規約で、契約・資格・公開情報を読む
- 報酬の割合・費用・振込日・休むときの連絡方法を控える
- 募集なら質問してから応募、出品なら紹介文と受付枠を用意
愚痴聞きの副業を始める前の質問
相手のつらい話を聞いて、気持ちが重くなったら?
受ける件数や時間を減らし、運営会社がある場合は担当者へ相談しましょう。「重い相談を受けた後、誰に相談できますか」「対応を終えたいときはどう伝えますか」は、応募時にも聞けます。相談内容には個人情報が含まれるので、気分転換のためにSNSへ書き出すことは避け、運営の守秘ルールに沿って相談します。
仕事をするために、先に有料講座を受ける必要はありますか?
資格不問の募集や、出品の初期費用・月会費が不要のサービスもあります。講座を買う前に、応募先が何を必須にしているかを読みましょう。「受講後に仕事を必ず紹介する」という案内なら、紹介件数・契約先・追加費用を書面で確かめ、回答をもらうまで支払いを待てます。